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今週のお題「復活してほしいもの」楽しかった個人サイト文化とweb拍手

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2022.02.27 1部内容を書き換えています。




こんにちは!子育て栄養士の ぴん です。

今週のお題「復活してほしいもの」に答えます。


当ブログでは「はてなブログ 今週のお題」へ自由に書いてます。
ほとんど推敲せず勢いで書きあげてるし、言葉遣いもほかの記事よりくだけているかも?
ゆるーい感じでお付き合いください。


私が復活してほしいものは「個人サイト文化とweb拍手」です。


なにそれ?という方へ、個人サイトとweb拍手というのは主に2000年代に流行したWEBコンテンツです。

最近のコンテンツに置き換えるなら、個人サイトはブログやSNS全般、web拍手はTwitterの「マシュマロ」でしょうか。

どちらも2022年現在もサービスは残っていますが、あのころよりも規模・利用者数ともに減少しています。


私は2000年代に青春を謳歌して個人サイトまで立ち上げweb拍手を設置していました。

ひとりの懐古厨のぼやきとして読んでいただけると幸いです。



個人サイトとweb拍手の好きなところ

無料サービスであっても圧倒的な自由度がある

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PCでも携帯電話(もちろんガラケー)からでも無料で個人サイトが作れるサービスがたくさんありました。

私は主に携帯サイトを見ていたので、


この辺りが特に思い出深いです。



PC向けレンタルサーバーで有名なのはロリポップでしょうか。


▼ロリポップ!レンタルサーバーはこちら


私は携帯サイトを運営していたので、放課後や寝る前にボタン操作でHTMLコードを入力し細々と楽しく遊んでたのです。


最近は素敵なサイトデザインが無料で公開されていて初心者でも簡単に「それっぽい」サイトが作れます。

ですが敢えて1から自分でデザインを考え手作業でHTMLやCSSコードを入力して、完全オリジナルのサイトを作り上げるのも自分だけの庭を作る感覚で良いものだと思います。


今のブログ運営もその感覚が忘れられず、HTMLやCSSタグを打ち込んでデザインをいじるのがとても楽しいです。


匿名ノーコメントでも気持ちを送れる

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web拍手の特徴は匿名かつノーコメントで気持ちを伝えられることです。


そもそもweb拍手とは何かというと、サイト管理者が設置して閲覧者が短文のメッセージを送信ができるサービス。

特徴的なのは匿名でも利用でき、なおかつメッセージを入力しなくても「ボタン」を押せば送信できる点です。


「あなたを応援しています!」

という気持ちだけを管理人に届けたいという少し引っ込み思案で恥ずかしがり屋なサイト閲覧者の願いを叶えるツールでした。


創作サイトなどはweb拍手を押すと見られるコンテンツを用意してくれる方もいました。

この「拍手お礼」を見るweb拍手を介したサイト管理人と閲覧者のコミュニケーションも楽しかったのです。


なおweb拍手が衰退した現在の、SNSやメールなど誰から送られたものか一目でわかるやり取りはセキュリーティー上必要です。

web拍手のような匿名サービスが犯罪に利用される事例もありましたので、必ずしもいいことばかりでないのは承知しています。


それでもボタン一つで気持ちを伝えられる手軽さはとても心地よい物でした。


リアルとネットが別世界だったころの産物

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実生活にインターネットサービスが欠かせない存在となった現在、現実(リアル)」と「ネット」の境界線は限りなく曖昧なものになっています。

SNSを実名で利用するのは一部の芸能人や著名人だけではなくなりました。


ところが2000年代はそうではありませんでした。

リアルとネットは別世界という認識が強くあり、ネット上で実名をさらすのは危険とされていました。

ネット上での人格や交流関係はリアルに持ち込まない、という気風もあったくらい、リアルとネットを別物としてとらえていました。


そんな中で、実生活で吐き出せない思いやネット上でも声をかける勇気が出ない相手に気持ちを伝える手段として、個人サイトとweb拍手は在りました。


現実に疲れた時のポケットとしての機能

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現実生活で表せない気持ちがあったり言えないことがあったりしたときのよりどころとして、匿名で利用できるインターネットは秀逸です。

それは2022年の今でも変わりませんが、2000年代はよりその側面が強かったように思います。


特に私が常駐していた個人の創作サイトには大抵「日記」がコンテンツとしてあり、管理人さんの日々のぼやきを見るのもまた楽しかったのです。

学校や仕事が疲れたとか、いやなことがあったとか、そうしたマイナスな気持ちを吐き出すことが許された場所でした。


最近のブログやSNSで日記や愚痴はあまり歓迎されない傾向にあります。

また実生活でかかわりのある人とネット上でもつながることが珍しくない分、愚痴を吐き出しにくくなりました。


窮屈さを感じる今だからこそ、現実に影響しないネットの片隅で誰かに話を聞いてもらえる場所、つらい気持ちを吐き出して現実生活を生き抜くポケットがもっと必要なのかな、と思います。


結び

自分の自由な発想でオリジナルなデザインを作り出せた個人サイト文化

こっそり気持ちを伝えるweb拍手


わたしがこっそり復活してほしいもの2つでした。

同じ時代にネット上にいた方に共感してもらえることがあったら嬉しいです。



web拍手を押してもらえた時って、誰かに見てもらえた嬉しさでいっぱいになるんです。

どこの誰かはわからないけれど押してくれたことに感謝して、さらにコンテンツを充実させようという原動力に直結です。



Web拍手と似た機能としてはてなブログにはスターがありますね。

私は人のブログを読むのが好きで、これからもたくさんの記事が投稿されてほしいと思っています。

だからいいなと思った記事に軽率にスター送っています。


完全匿名ではないのですが、コメントより気軽にできるブログ主を応援する方法。

コメントする勇気が出なくてごめんなさい、と内心思いつつ……。



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最後まで読んでくださってありがとうございました。