ごちそうが食べたい。

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今週のお題「忘れたいこと」 酒は飲んでも飲まれるな

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当ブログでは「はてなブログ 今週のお題」へ自由に書いてます。
ほとんど推敲せず勢いで書きあげてるし、言葉遣いもほかの記事よりくだけているかも?
ゆるーい感じでお付き合いください。




今週のお題「忘れたいこと」に答えていきます。

ですが私、基本的に何事も忘れたくないんですよ。

昔あった楽しいことも悲しいこともどちらかといえばしっかり覚えておきたくて。



はじめに

普段このブログを読んでくださっている方は子育てやレシピに関心のある方が中心だと思っているのですが、今回は完全に私の趣味の話をしています。


忘れたいことって何だろう


お題に答えるのを習慣化しているので自分にあまりピンとこないことではあるのですが…。

記事を書くにあたりそもそも「忘れたいこと」って何だろうと結構悩みました。


思い出したくないことならある

私にも思い出したくないことならいろいろあります。


  • 仕事で納品された食材に混入していた×××とか
  • 自分ではイケてると思って全く似合っていない大学時代のファッションとか
  • 高校時代に書き溜めていた二次創作ノートを家族に見つかったこととか


「うっ…頭が……」ってなるやつです。
思い出すと恥ずかしくなったり胸が締め付けられるようなこと。


言動をなかったことにできたらいいのに、とは思っても自分の記憶からなくして忘れたいとは思わないかなー。

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「2.5次元の誘惑 第98話」から(ジャンプ+掲載)

それも全部含めて今日までつながって生きてきたからね。

記憶をなくしてまた見たい作品もあるにはある

ほかの方のブログを見ると、とても面白かった映画やドラマなどを記憶をなくしてからもう1度楽しみたいという声もありました。

確かにそれも作品の楽しみ方の一つだと思いましたが、これも個人的にはあまりピンとこなかったです。



基本は考察しながら何度も見たい派です。

例えば子供のころに見たジブリ。

数年おきに何回も金ローで観ると、昔はわからなかったことが色々見えてきてとても楽しいです。

  • 「耳をすませば」で自分を試したかった雫の気持ち
  • 「ハウルの動く城」のソフィーが少女と老婆を繰り返す動機
  • 「紅の豚」のそもそものストーリー


3つ目の紅の豚に至っては、初めて見たのときが子供すぎて途中で飽きてしまったので、最後まで通して鑑賞できただけで大人になれた気がしました(笑)


何度も繰り返し見たくなる作品が基本的には好きなので、記憶をなくして鑑賞したいという気持ちになることはごく少数ですね…。


数少ない記憶をなくして見直したい作品が銀魂

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銀魂239話「忘年会でも忘れちゃいけないものがある」

ここまでさんざん「忘れたいことなんてないわ」と言っている私が記憶をなくして見直したい作品のひとつが「銀魂」のギャグパートです。



超有名作品なので今更説明不要とは思いますがざっくりとあらすじをアニメ銀魂公式サイトから引用すると

天人(宇宙人)が来襲して、突如価値観が変わってしまった町、江戸。

宇宙人、高層ビル、バイクに電車などなど何でもありの世界で、
変わらない“魂”を持った最後のサムライがいた。


男の名は坂田銀時。通称、万事屋・銀さん。

いい加減で無鉄砲、おまけに筋金入りの超・甘党。

でもキメるところはさりげなくキメたりして…。



笑えて、泣けて、心温まる、銀さんとその仲間たちの生き様、得とご覧あれ!

ギャグとシリアスのふり幅がめちゃくちゃ広い作品で、一言で評価するのは難しいのですが、私はギャグパート大好きです。


とりわけ好きなエピソードが

アニメ銀魂239話 「忘年会でも忘れちゃいけないものがある」
アニメ銀魂240話 「人は忘れることで生きていける」

の2話です。
2話で前後編の構成になっています。



あらすじも公式サイトから引用します。

本日は万事屋の忘年会!今年もいろいろあったアニメ銀魂だが、こういう場でもクールに決めるものと神楽と新八に喝を入れる銀時。

そこへお馴染みのメンバーもぞくぞくと集まり賑やかな会になるはずだったが…。

次の日の朝、銀時が起こした不祥事の数々が発覚する。

アニメ銀魂5年目にして最大の不祥事を銀さんはどう乗り切る!!?


ネタバレすると、普段から酒癖の悪い銀さんにお馴染みのメンバーがひと泡吹かせてやろうとドッキリを仕掛けるというもので、そこは話を見ていけば視聴者もうすうす感づくところではあるのです。



ですが私が特に気に入った理由はラストシーンのある人物のセリフ。

ドッキリを仕掛けられたことに意気消沈した銀さんに吐かれた一言です。


嵌めたのは…

おめーじゃねえか……



もしかして"そう"であるならばいろいろなつじつまが合う。

だけどそれを確かめるのはあまりにも恐ろしい。

どうしてくれよう!!??



たった一言でここまでの展開が嘘か誠かわからなくなり、全部持っていかれる脚本・構成が大好きで紹介しました。

何度見返しても笑えるし、記憶をなくして見返したいと思うのはこういう物語だな、と思うのです。



銀魂は、

などの配信サイトで見られます。

私も利用しているAmazonプライムでも配信中で、時々プライム会員であれば見放題になるので登録しておいて損は無いでしょう。

年末年始休みなどを利用して一気見するのはいかがでしょうか?

ところで大和屋暁さんを推したい

銀魂シリーズに脚本として参加されている大和屋暁さんですが、私が子供のころ見ていたアニメを数多く手がけてくださった方です。

例を挙げるなら


  • おジャ魔女どれみ
  • デジモンアドベンチャー
  • 金色のガッシュベル


など。(歳がばれる)


大和屋暁 - Wikipedia


アニメ制作者の方はあまり詳しくないのですが、子どもながらこの方の名前はスタッフロールでよく目にしていたせいか覚えていました。

テレビっ子でアニメで育った身としては、間違いなく私の人格形成に影響を与えた方のひとりです。(お世話になりました!!)



今思い出しても、この方の手掛けた脚本のアニメは大好きです。

大人になってから銀魂を配信サイトでまとめて観たのですが、大和屋さんの脚本回はやっぱり面白いな~と思います。


機会があればいろいろ見返したいな。


結び

結びというほどのこともないのですが、銀魂面白いからまだ見たことない方がいたら年末年始の連休を利用して観てはいかがでしょうか!


家族団らんにちょうど良いかというとそうでもない回やギャグがおおいので万人におすすめはできかねますが…。


私のように学生の頃見ていた方が今見返すと、新しい発見があるかもしれませんよ。


超余談

文中で引用した画像は「2.5次元の誘惑(リリサ)」からです。

ジャンププラス連載中の作品です。


コスプレを通して主人公たちが交流を深めながらコンプレックスと向き合ったり自己実現に挑んだりするのですが、その過程が激アツです。


自分に自信がないと感じたことがある人なら、きっと共感できることがあるはずです。



コスプレという特性上、女の子たちの着替えシーンや採寸など肌の露出が多く、(作者サービスでもあり)苦手な方もいるかもしれないので万人におすすめは難しいのですが、それが気にならないのであればぜひ読んでみてほしいです。



(ちなみに第1話は無料で読めるのですが、アプリ版では規制が厳しくなっていてストーリーが理解しづらくなっているので、試し読みするならウェブ版をおすすめします。)

最後まで読んでくださってありがとうございました。