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今週のお題「鬼」節分の思い出


アイキャッチ「節分の思い出」

はてなブログ「今週のお題」に答えます。


今週のお題「鬼」です。

節分を意識したテーマ設定だと思うので、素直に節分について書きます。


当ブログでは「はてなブログ 今週のお題」へ自由に書いてます。
ほとんど推敲せず勢いで書きあげてるし、言葉遣いもほかの記事よりくだけているかも?
ゆるーい感じでお付き合いください。


私は落花生派

豆まきのイラスト
節分といえば、

「鬼は外― 福は内ー」

の掛け声とともに大豆をまいて鬼を退治するものですよね。


しかし私が幼少期を過ごした北海道や東北、信越、鹿児島、宮崎では勝手が違って、落花生をまいて鬼を払います。
https://smtgvs.weathernews.jp/s/topics/img/201801/201801300085_box_img0_A.png?1517279326

引用元:節分の豆はどっち? 北は落花生、東西は大豆 - ウェザーニュース


理由ははっきりとはわからないのですが、北国では合理性と衛生面を優先させ、鹿児島、宮崎では落花生の産地があるからだとか。

落花生の一大生産地である千葉県は大豆をまくことには"まー、めをつぶることにしましょう"
※引用元:節分の豆はどっち? 北は落花生、東西は大豆 - ウェザーニュース


……私が考えたギャグじゃないですよ!

広まれ!落花生

合理性と衛生面を求めた結果、北国では落花生による豆まきが広まったそうですが、大豆と落花生の両豆まきを経験すると、落花生豆まきが広まってほしいと思います。

  • まいた豆を拾って食べやすい
  • 掃除が簡単
  • 食べる際に落花生は大豆と異なり乾煎りする必要がないから楽
  • 目、鼻に誤って入る可能性が低いので安心

などなど、利点がたくさんあります。


とくに目、鼻に入る可能性が低いのは保育所等で豆まきをするときに重視してほしいポイントですね。

保育所や学校などでは、伝統行事であっても安全面を考慮して見直しをすることは大切です。

家庭でも豆まきをする際、掃除が楽になるというだけでも落花生豆まきを検討する余地はあると思います。

(勤務先の保育園で豆まき後の掃除が大変だった経験がありあります。)


余談ですが、落花生をそのまま殻から取り出してポリポリ食べても美味しいのですが、茹で落花生もおすすめです。

落花生の本番・千葉では昔から食べられていたそうですが、私は数年前に初めて食べてからすっかりハマってしまいました。


しっとりとした食感はさながら茹で枝豆のよう。

ほのかな塩味が落花生自体の甘味を引き立ててとても美味しく手が止まりません。

私は豆まきをしない派

豆まきをそもそもしないおうちがあるってご存じですか?

面倒だからやらない、という理由ではなくて。


それは「ワタナベ」さんのおうちです。

「ワタナベ」さんのご先祖さまである「渡辺綱(わたなべのつな)」が仲間と共に大江山(京都府)にいる「酒呑童子」という鬼を倒したという伝説があます。

渡辺綱 - Wikipedia


それから鬼が「ワタナベ」の家には怖くて近寄らないため、節分で鬼を払う必要がないといわれているのです。


「ワタナベ」という苗字には渡辺、渡部、渡邉、渡邊……など同じ音で表記の違うものがいろいろありますが、いずれの家にも鬼は近寄らないそうです。

かくいう私の旧姓は「ワタナベ」。

母からこの言い伝えを教えてもらっていたので、家族で豆をまく習慣は子どものころからありませんでした。


ですが、今思えばそれは豆まきの後始末が面倒だった母の上手な口実だったのかも……?

全国の小さなお子さんのいる「ワタナベ」さん、この伝説で豆まき回避できますよ(?!)

まだまだいるぞ豆まきしない派

渡辺綱は酒呑童子を仲間と共に倒しました。

その仲間の一人が、坂田金時

「まさかりかついだ金太郎~♪」のモデルとなった人物です。

金太郎 - Wikipedia


そのため、坂田家も豆をまかずとも鬼が近寄らないとか。

全国の小さなお子さんのいる「坂田」さん、この伝説で豆まき回避できますよ(?!)



余談ですが「坂田金時」をモデルにしたのが、マンガ「銀魂」の主人公「坂田銀時」です。

敵をバッタバタ倒す姿はたしかに「金太郎」を彷彿とさせますよね。

結び・春は目前

大豆をまいた方、
落花生をまいた方、
何もまかなかった方、

節分の過ごし方は様々だったでしょう。

私は小さな子どももいるということで、豆まきをしなかったのですが、せめて煮豆を食べました。



今年は例年よりも寒さが厳しかったと思うのですが、皆さんの地域ではいかがでしたか?

節分が過ぎれば暦の上では春です!

厳しい寒さもあともうひと踏ん張り、この苦境を耐えて春を迎えたいですね。


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最後まで読んでくださってありがとうございました。