ドライバー必見 雪道運転のコツ
関東でも大雪となった2022年1月。
幸い育休期間中だったので雪が積もる前に用事を済ませて自宅にこもったので雪道を運転することはなかったのですが、外からサイレンの音が聞こえてきました。
慣れない雪道運転は大変ですよね。
雪国出身の関東民だけど、何年か住んでやっとわかってきたのが、普段雪の降らない地域の人間にとっての雪とは地方民にとっての東京メトロじゃないかって事
— ぴん🐘10m (@gochi_tabe) January 6, 2022
馴染みがないから戸惑うけど事前に調べて対策すれば問題ないよ
つまり皆冬タイヤに変えてスノーブラシ積んで車乗ろうな!!!事故るぞ!!!!
ですが、上記のツイートでも触れましたが、備えれば雪道運転は怖くありません。
私が雪道運転で気を付けていることをまとめました。
準備編 車に常備してほしいアイテム
雪かきスコップ
新雪であっても積もってしまうと車の発進の妨げになります。
駐車場が広かったり人通りの少ない路地に面しているとしたら、大通りに出るまでが一苦労。
もしもに備えて雪かきスコップを車に積んでおいてください。
安物で構いません。
自分の車の周りと、余裕があれば道路に出るまでの導線を確保するように雪かきをします。
スノーブラシ
仕事が終わって駐車場に行くと車に雪がすっかり積もっていたなんてことがありますよね。
払おうとしても普通の手袋ではすぐに雪が染みて冷たく、素手でやると凍りかけた雪でケガをすることも。
車に積もった雪はスノーブラシを使って払いましょう。
毛羽立ったブラシ部分はボンネットなどボディ、反対のプラスチック製T字部分は凍ってしまった足回りに使います。
プラスチック部分はめったに使いません。
とても固いので誤ってボディに使うと大事な車に傷がついてしまいます。
曇り止めスプレー
以前私は雪道走行中に曇り止めスプレーもなく、デフロスター(車の曇りを除く装置)だけでは曇ってしまうということがありました。
そんな緊急時は、少し窓を開けて外気温との差を減らして走って切り抜けました。
あくまでこれは緊急時の行動ですので、どうか手元に曇り止めスプレーは常備してください。
(雪道に限らず梅雨などのシーズンでも役立つアイテムですので)
雪道運転のコツ
キーワードは「ゆったり」
雪道に不慣れだと、普段通りに運転してしまいがちですが、アクセルもブレーキも車間距離もゆったり余裕をもって行動してください。
- ゆったりとした加速と減速で
- ゆったりとした車間距離をとり
- ゆったりとしたスケジュールで行動する
特に一番大事なのが時間に余裕を持つことです。
雪道では思わぬアクシデントが起こりやすいです。
事故や車線減少などで自分に非がなくても思った通りの運転ができないことがしばしばあります。
そんなときついイライラしがちですが、時間に余裕があればイライラも軽くなることでしょう。
どうか余裕のあるゆったりとした運転を心がけてください。
雪国の実家に住んでいた時は冬は普段より30分早く自宅を出て出勤していました。
それでも遅刻ギリギリになることもあるので、雪道は怖いです。
轍には逆らわない
いきなり大雪が降ると雪に慣れた土地でも除雪が追い付かないこともあります。
そうなると積もった雪が邪魔になって本来あるべき車線が見えなくなることも。
そうなるともう轍(わだち)に従って運転するのが一番安全です。
自分の前を走る車に「前ならえ」で進むのです。しかも低速で。
交通法規がどうとか、それは一旦忘れてください。
ひどいと車線をまたいで運転することもありえますが、命を守るためです。
轍には逆らわず進んでください。
ハンドルはできるだけ切らない
車が一番安定して走行できるのは直線を走っている時です。
逆に不安定になるのはカーブ、ハンドルを切るときです。
雨風のひどいときにも共通することですが、できるだけハンドルを切らずに走ってください。
- 急ハンドルを切るような右左折はしない
- カーブの連続した道は避ける
- 車線変更の回数は最低限に抑える
車体を安定させることで心も安定して運転できます。
デフロスターを効かせすぎてのぼせないように
あまりないことだと思いますが、デフロスターによる暖気で運転席・助手席がとても暖かくなることもあります。
フロントガラスに向けた暖気はドライバーの顔面に直撃し、頭だけ暑くなりのぼせたような状態になることも。
雪道運転は誰でも神経を使って疲れがたまりやすいです。
すこしでも頭がぼーっとしてきたと感じたら休憩をとってリフレッシュしましょう。
まとめ 備えあればうれいなし
雪道運転に備えて用意してほしいアイテムと運転のコツをまとめました。
悪天候・悪路であればあるほど事前準備がものを言います。
普段雪の降らない町にお住まいの方も、この機会に雪への備えを検討してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでくださってありがとうございました。