こんにちは!子育て栄養士の ぴん です。
はてなブログ「今週のお題」に答えます。
当ブログでは「はてなブログ 今週のお題」へ自由に書いてます。
ほとんど推敲せず勢いで書きあげてるし、言葉遣いもほかの記事よりくだけているかも?
ゆるーい感じでお付き合いください。
今週のお題「冬のスポーツ」です。
ほかの記事でも触れているのですが、雪国生まれ雪国育ちの私にとって雪は切っても切り離せない存在です。
初雪で冬が始まり、雪解けで冬が終わります。
体育の授業でスキーもありました。
学校の備品のアルペンスキーを履いてグラウンドをぐるぐる周回したり、先生が雪かきして集めた高さ2mくらいの雪山から滑り降りたり。
しっかりとした指導を受けるというより、先生も子どもたちも遊び感覚で楽しく過ごす時間でした。
しかしスキー授業は、近年の温暖化の影響で規模を縮小したり授業自体行えなくなってきました。
雪国だから体育でスキーをするというのは過去の話になってしまいそうで、少し寂しいです。
それでももっと身近な冬のスポーツは令和の今でも現役で、雪国の子どもたちを襲います。
そのスポーツとは「吹雪の下校」です。
エクストリームスポーツとは
みなさん「エクストリームスポーツ」をご存じでしょうか?
ウィキペディアによると、
エクストリームスポーツ(英: extreme sports)とは、速さや高さ、危険さや華麗さなどの「過激な (extreme)」要素を持った、離れ業を売りとするスポーツの総称
とあります。
「Xスポーツ」と略されることもあり、北京オリンピックで話題になったスノーボードやフリースタイルスキーもこれに分類されます。
またウィキペディアには、エクストリームスポーツのパロディに「エクストリーム出社」が記載されています。
エクストリーム出社は、早朝から観光、海水浴、登山などのアクティビティをこなしたのち、定刻までに勤務先に出社するエクストリームスポーツであり、リフレッシュを主目的としてレジャーを楽しむ、早朝から出社までのプロセスを差す言葉である。
日常的な行動に何らかの要素を付加すればエクストリームスポーツになると。
つまり下校に吹雪という要素を加えればそれはエクストリームスポーツですね。(独断)
それでなくとも危険をともなう状況で徒歩という全身運動をするのだから、これはエクストリームスポーツですね。
雪国で自分の身を守る術は自然と身に付きます
降雪があまりにひどい場合は授業を切り上げて集団下校をすることもあります。
ですが日常的に吹雪を見ていると、雪への耐性がついて感覚がマヒしてきます。
「今日は大雪だね~」などと同級生と笑いながら雪中行軍よろしく家路につくのです。
学校側も雪を見慣れているので多少のことで授業を切り上げはせず、当然に子どもたちを雪の中に放り出して帰らせるのです。
そしてそれは保護者も同様で、雪の中子どもが帰るのを暖かい家の中で待つだけで迎えに行くことは滅多にありません。
そのためある種スパルタ的教育の中で自然と吹雪の中の歩き方が身に付き、子どもたちは強く育っていきます。
吹雪の歩き方
雪のない平時と同じ歩き方をしては体がもちませんので、私が覚えている吹雪の中の歩き方のポイントを列挙します。
顔はうつむき気味をキープ
これには2つの意味があります。
・ 雪から顔を守るため
吹雪は顔に当たると冷たく非常に痛いです。
頬の肌荒れを避けるためにも雪から顔面を守らないと後後つらいです。
・足跡をたどるため
除雪の間に合っていない歩道に振りたての新雪が積もっていると、スボっと長靴がはまって転倒の危険があります。
これを避けるために前を歩いた人の足跡をたどって踏み固められた部分を踏んで歩くようにします。
吹雪の時は視界も悪いので注意深く足跡をたどるようになります。
防寒具は飾りと割り切る
寒さから身を守る帽子や手袋などの防寒具ですが、雪が強すぎて毛糸に雪が染みてだんだん機能を発揮しなくなっていくことがあります。
もうこうなると冷たい手袋を外したほうが暖かいのか、装着したほうがいいのか判断が難しくなってきます。
最後は無心で歩く
そもそも学校の昇降口でやまない雪を見て腹をくくっているのです。
視界が悪かったり雪が染みて冷たかったりしますが、最後に身を守るのは気合だと悟ります。
いつもは談笑しながら一緒に帰る同級生とも、この時は無心で歩を進めます。
なお修行僧でも軍人でもなく、一般的な子どもの下校風景の話です。念のため。
結び
無事に家に着いて、母が家を暖かくしてくれていたり、濡れたコートや長靴を乾かすようにヒータ付近に新聞紙を敷いて待っていてくれたりしたのはとてもうれしかったです。
濡れたカバンや教科書をひと通り拭いている間に淹れてくれた温かいココアもおいしかった。
雪は冷たいけれど雪に付随する思い出は暖かいものが多いので、雪は嫌いになれない腐れ縁のような存在です。
とはいえそんなことを言えるのは、いま雪の降らない地域で暮らしているからですね。
今日も大雪で交通障害や事故のニュースがありました。
やはり雪は冷たく雪と共に暮らすというのは過酷なものだと思います。
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最後まで読んでくださってありがとうございました。