ごちそうが食べたい。

栄養よりも腹を満たしたい管理栄養士

MENU

栄養士やめたいと思ったら読んでください。仕事がつらい理由と対処法

仕事がつらくなったら読んでください

こんにちは!子育て栄養士の ぴん (@gochi_tabe)です。



念願かなって栄養士として就職したものの、仕事がつらくなることは誰にでもあります。


仕事行きたくない……
このまま働いていてもいいのかな?



特に栄養士は全体的に給料の低い業種で、頑張りがお給料に反映されにくいです。



いっそのこと転職してしまおうかと思った方、
少し待ってください




栄養士といっても様々な仕事があります。


今回は仕事がつらいと感じる理由とどのような対処ができるのかを紹介します。


仕事がつらくなったときの参考になればうれしいです。



この記事がおすすめの方


・このまま栄養士として働いていいのか不安になった方
・今の仕事がイヤになった方




私の簡単な自己紹介です


・新卒で給食委託会社に入社、病院の給食室に配属され調理員として厨房に立ちました

・早朝勤務がつらいので幼稚園に転職するものの、今度は給料と人間関係に悩みます

・紆余曲折の末、現在の保育園で栄養士として働いています




栄養士の就職先は様々

栄養士とひとことに言っても働く場所や仕事内容は様々で、それぞれ違う特徴があります。

給食委託会社

主に調理員として、調理師と一緒に給食を作ります。

早朝出勤や立ち仕事などが多く体力が求められます。


また調理技術や専用の調理器具を扱う知識も必要になってきます。


保育所

保育園や幼稚園などで献立作成や食育活動をします。

多くの園では調理業務も担います。


また給食室の責任者として、厨房内の衛生管理や食材費の帳簿管理をする場合もあります。


ドラッグストア

店内で販売員をしつつ、お客様から栄養相談を受け、適切なアドバイスをします。

働きながら登録販売員の資格を取ることも可能です。




そのほか公務員栄養教諭など活躍する場所はたくさんあります。


そして就職先によって仕事内容が全く異なるので、同じ栄養士でも違う職業のようになります。



仕事をやめたくなる理由

仕事が辞めたくて悩む人

栄養士には様々な就職先がありますが、仕事をやめたくなる理由は主に

  • 業務内容が合わない
  • 人間関係が合わない
  • 給料が仕事に見合っていない

の3つです。


業務内容が合わない

業務内容は事前にチェックしたのにいざ就職すると期待していたものと違う、なんてことがあります。




【例】給食委託会社に就職した場合


求人票の業務内容に「食品の発注・管理」とあるので事務仕事がメインだと思って応募

実際は1日じゅう厨房で調理作業をする




求人情報だけで実際の仕事内容を把握することは難しいので、希望する働き方ができないことが後を絶たないのです。


人間関係が合わない

どんな仕事でも大切なのが人間関係です。


人間なので性格の合う・合わないはあります。


ですが明らかな嫌がらせを受けたり、業務に支障が出るほどコミュニケーションが取れなかったりすると問題です。

他人は変えられません。変えられるのは自分自身と自分が働く場所だけです。


人間関係に疲れて心を病む前に、逃げ出す=転職するという選択肢はどうか持っていてください。


給料が仕事に見合っていない

人手不足による長時間労働や持ち帰り仕事をしなければならないケースもあります。


本来であれば過度な長時間労働や持ち帰りが必要な就労時間内に終わらない業務量は違法なのですが、事業者がすぐに改善できることは残念ながら少ないです。


肉体的にも精神的にも耐えられなくなる前に何か改善できる方法を探しましょう。


仕事をやめたい!主な対処法2つ

違う職場で栄養士を続けることもおすすめ

頑張る栄養士

人間関係や長時間労働がつらい場合、配属先を変えてもらうことで解消することもあります。

そのためには上司との相談が不可欠ですが、言い出しにくいこともあるでしょう。



そんなときは栄養士として転職をすれば、状況が改善することがあります。


同じ「栄養士」であっても就職先によって業務内容は様々です。


自分の性格や得意なことを伸ばせる職場はきっとあります。



栄養士として転職するのであれば

がおすすめです。


他職種に転職しても活かせるスキルはある

スキルアップ

栄養士そのものがもうイヤだ


そう感じるのであれば、思い切って他職種に転職するのもアリです。



栄養士として働いて身に着くスキルで、様々な仕事に活かせるものを考えました。

転職活動で必要な職務経歴書や面接で強みとしてアピールできると思います。


事務処理力

食材の発注や日誌の作成など、栄養士に事務仕事は多く発生します。

これらを効率よく処理する能力は、どんな職種でも必須でしょう。


Excelやコピー機の基本的な使い方を覚えただけでも立派なスキルです。


状況判断力

例えば、忙しい厨房内で何から手をつけたらいいのか判断して行動すると状況判断力が鍛えられます。


そのときの状況に応じて短時間で決断するのは案外難しく、経験を積んで身に付くものです。



もしも職歴が短く自分の能力に自信がなかったとしても、

「優先順位を付けて行動するクセが身についた」

というのも大切な力です。


交渉スキル

栄養士は様々な他職種の人と連携して仕事をします。


例えばほんの一例ですが、


・医師・看護師・理学療法士・作業療法士
・保育士・介護士・調理師
・教師・施設責任者・食品卸業者


など。


それぞれの視点で栄養管理や給食に携わるので、意見が合わないこともあります。


それをすり合わせて協力しながら仕事をした経験は、他職種に転職しても使える強力な武器になるでしょう。




他職種へ転職するのならば転職エージェントを利用するとスムーズです。

20代や第2新卒の方であればマイナビジョブ20's、ある程度キャリアを積んだ方であればリクナビNEXTなどがあります。


特にマイナビジョブ20'sはマイナビの中でも20代の転職に特化したサービスで、早期に栄養士職から転職したい人におすすめです。




自分のスキルを多職種で活かせるのか不安になったときも、適性診断やキャリアカウンセリングなど手厚くフルサポートしてくれるので心強いです。



仕事はプライベートを輝かせるためにある

風景を見つめる人

私が新卒で働いていたころ、仕事内容も人間関係も自分に合っていないと思っていました。


その割にお給料は低く、大学の同級生で全く別の仕事に就いた友達をうらやましく感じていました。


毎日仕事に行くのが憂鬱で仕方がなかったのですが、苦労して就職した会社を短期間で退職しても次の仕事が見つからないと思って転職もできませんでした。



そんなときに行きついたのが仕事はプライベートを輝かせるためにあるという考え方です。


頑張って稼いだお給料で休日に買い物をしたり旅行に行くことがとにかく楽しかったのです。


プライベートを充実させるためなら、多少苦しい仕事にも耐えられました。



栄養士免許を取得するために学校で学んだ経験はすばらしいものです。

それを仕事で発揮するのも、もちろん素敵です。


ですが「栄養士として活躍する」ことへの期待値を少し下げて、ほどほどに働いてプライベートを充実させることに注力することで、肩の荷が下りて毎日を明るく過ごせるのなら……。



正しくないかもしれませんが、このくらいの距離感で仕事と向き合うのもひとつの方法として、私はおすすめします。






まとめ

今回は栄養士として働くのがつらい理由と対処法を紹介しました。


  • 栄養士にはたくさんの就職先があり、業務内容は多種多様
  • 業務内容、人間関係、給料が自分に合っていないと思ったら転職を視野に入れる

  • 栄養士で培ったスキルは別の職業に転職しても活かせる
  • 仕事はプライベートを輝かせるためにある



私はたまたま栄養士が自分に合っていたので、学校を卒業して以来ここまで続けてこられました。

一方でそうでない人もたくさん見てきました。



仕事は替えが効きますが、あなた自身はあなたにしか務められない替えの効かない存在です。

働くことがつらくなったら、身動きが取れなくなる前にどうか行動してください。





▼おすすめ記事

gochisou-tabetai.hatenablog.com

gochisou-tabetai.hatenablog.com




最後まで読んでくださってありがとうございました。