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【食事】温活しよう。生姜を使ったレシピ

秋が深まりすっかり寒くなりましたね!


私は末端冷え性持ちなので毎年いかにして冬を乗り切るかが問題で、ヒートテックやもこもこ靴下を標準装備に去年は室内でも常にネックウォーマーと腹巻を導入して過ごしました。


ですが防寒着や室温の調整も必要ですが、やはり体の内側から温めて深部体温を高めることが大切ですよね。

風邪やインフルエンザなど冬に流行する病気を防ぐためにも免疫力を上げる工夫はしておきたいもの。



今回は体温を高めて冬を元気に乗り切る食材の生姜を使ったレシピを紹介します。



生姜の基礎知識

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生姜には体を温める作用のある成分が複数含まれています。

有名なものにジンゲロンやショウガオールなどがあります。


これらの成分には発汗作用のほかに抗酸化作用もあるので老化防止効果が期待できます。


生姜の旬は9~11月ごろです。ハウス栽培が多く通年流通していますが、新生姜は秋にしか見られない食材ですね。

特に新生姜はアントシアニンという色素が多く、生姜の甘酢漬けがピンク色なのはこのアントシアニンの作用によるものです。





生姜を使ったレシピ紹介

生姜焼き

まずはオーソドックスなもので、豚肉の生姜焼きは皆さんもよく食べられるのではないでしょうか。

すりおろした生姜と醬油、みりんを合わせた合わせ調味料を痛めた豚肉と絡めれば完成するお手軽な一品です。


もちろん豚肉以外に鶏肉で作ればあっさりな仕上がりになりますし、玉ねぎのほかにも野菜を足してボリュームアップしてもおいしくなります。


生姜入り炊き込みご飯


基本の炊き込みご飯に千切り生姜を足して炊き上げます。

生姜の辛みがアクセントになり箸が進みます。

市販の炊き込みご飯の素を使えばお手軽に楽しめます。特に鶏肉の入ったとり釜飯の素に加えるのがおすすめです。鶏肉の脂が生姜で後味がさっぱりします。

紅生姜の卵焼き

溶き卵2個分に対して大さじ2杯分の紅しょうがを刻んで作るだし巻き卵です。

加熱した紅生姜は意外とからくなく、また酸味が飛んで食べやすくなります。

紅生姜と一緒に鰹節やサクラエビを入れると風味が変わってまたおいしいです。


生姜醤油ラーメン

最近テレビなどでも紹介されて知っている人も多いかもしれません。


新潟県長岡市で昔から食べられているご当地ラーメンです。

しょうゆベースのスープに生姜がピリリと効いて寒い冬も体がポカポカになる一杯です。


新潟県は豪雪地域として知られていますが、長岡市新潟県の中でも特に積雪量が多い地域。

厳しい冬を乗り切るために生まれた料理といえます。

生姜シロップ

生姜ひとかけをすりおろし、砂糖小さじ2杯、水50㏄と一緒にレンジで2分加熱します。


私はヨーグルトや温かい紅茶に砂糖替わりに入れて食べています。

また炭酸水とレモン汁、はちみつと合わせれば夏はさわやかなジンジャエールに、炭酸水を白湯に帰れば生姜湯になります。


喉がイガイガするときや風邪っぽいと感じた時に飲めば風邪予防になるでしょう。


(手作りの生姜シロップは市販品よりも日持ちしないので早めに使い切るようにしてください。)


まとめ

生姜の特徴と生姜を使ったレシピを紹介しました。


・生姜焼き

・生姜入り炊き込みご飯

・紅生姜の卵焼き

・生姜醤油ラーメン

・生姜シロップ


寒い季節を乗り切るには胃袋から体を温めることが大切です。

体の中から元気になって、抵抗力をつけるために生姜の力を上手に活用したいですね。


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最後まで読んでくださってありがとうございました。