ごちそうが食べたい。

栄養よりも腹を満たしたい管理栄養士

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今週のお題「叫びたい!」&資格試験で活用した勉強場所

今週のお題「叫びたい!」です。

一言に叫ぶと言っても色々なシチュエーションがあります。

ストレス発散だったり、ジェットコースターに乗った時だったり、思いの丈を伝えたい時だったり。
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昔はストレス発散にひとカラにしょっちゅう行ってました。
近所にまねきねこがあって、まねきで飲食物の持ち込みがまだ許可されてなかった頃です。
シフト勤務だったので平日も休みがあったので朝からフリータイムで週末より割安で利用できました。そこで好きなだけ歌って注文したフード食べて、歌うのに飽きたらスマホいじって休んだらまた歌って。

最近はカラオケで勉強する人も多いみたいです。
私もそのひとりで、カラオケで管理栄養士試験の勉強をしていました。
(私が管理栄養士試験を受けたのは実務経験を積んだ社会人になってからです)

そんな経験を踏まえて叫びたい。


「カラオケの勉強、捗らないから!!!」



カラオケの勉強が捗らない理由

カラオケの個室は誘惑の塊だと思います。

①モニター

お店によりけりですが、カラオケ店のモニターって歌を予約していなくてもたいていPVやアーティストのメッセージ、CMを流していますよね。
あれ見てるとどんどん気になって集中できなくて困りません?私は困りました。
初めて見聞きするPVならどんなものか気になってしまうし、アーティストから語り掛ける声にも反応してしまう。そもそもカラオケ店に来ているんですから、どんどん歌ってもらうためのCMですし。

②ほかの部屋の歌声

カラオケの個室はある程度の遮音性があるとはいえ、外の音を完全に遮断することはできません。そのためほかの部屋の歌声が聞こえてしまいます。
作業用BGMだと割り切れればいいのですがどんな歌声が聞こえるのかわからないし、普通の会話と違ってメロディーがあるのでついきになってしまいがち。
ましてやプロの歌唱とちがって知っている曲であっても「ここをこう歌うのか~?!」と突っ込みたくなることありません?

③誘惑との距離が近い

勉強には休憩も必要という意見もあります。否定はしませんが大事なのは誘惑との距離感。
カラオケでの勉強の休憩が歌うことだとしたら、手元にあるリモコン一つですぐに始められてしまいます。マイクもそばにあれば椅子から一歩も動くことなく「休憩」に入れてしまいますから注意が必要です。
しかも1曲歌えば2曲、3曲と続けて歌いたくなるもの。漫画を1話だけ読んだら作業に戻る!と意気込んでいたのに気が付いたら単行本1冊読み終えてしまった…なんてのもよく聞く話。(経験談)

④室内の照明や設備が勉強に適していない

照明や机などを勉強に適した環境を整えることも大切ですが、カラオケの越したが果たしてそれを満たしているでしょうか。
照明はある程度調整できてもスタンドライトなしでは手元が暗くて目が疲れてしまいます。そして机といす(ソファー)も教科書やノートを広げるには低いですから、変な姿勢をとらざるを得ないので長時間の作業には不向きです。


ではどうしたらいいのか

本来勉強したいなら自宅でできれば一番コスパがいいのでしょうが、ほかの家族がいたりして集中できない人も多いのでは。学生であれば学校の図書室や自習室を利用する方法もありますが、施設によっては勉強を禁止している図書館があったり、そもそも地方で自習室が近くにない場合もあるでしょう。
カフェでの勉強も長時間の席の占有は好ましくありません。(個人的にカフェで試験勉強をするのは作業効率の面でも経営的な意味でも避けてほしいと思います)

どうしても自宅外で勉強がしたいけど場所がない!
そんなとき、私が勧めるのはネットカフェです。



ネットカフェの勉強を勧める理由

①遅い時間でも利用できる

特に社会人にお勧めしたい理由の一つが時間の制約が緩いことです。就労形態によって図書館の開館時間中に利用できない場合もあるかもしれませんし、行けたとしても学生たちのたまり場になっている可能性もあります。
その点ネットカフェであれば24時間営業の店舗も多いですからいつでも利用できます。

②基本的に話し声が聞こえない

カフェのような人の話し声があるほうが集中できる人もいるかもしれませんが私は全くそれができないタイプ。集中して勉強や作業したいときは1時間程度のインストの作業用BGM1曲を何回もリピートしています。
ネットカフェなら静かに過ごすのがマナーですから、時折誰かが席を立つ音や少しの店内BGMが聞こえる程度です。

③調べ物がしたければすぐにPCが使える

正直これが一番大きい気がする。
教科書や参考書に乗ってる解説だけだと理解できないことは多々ありますが最短時間で調べ物をしたいならネットを利用しない手はないでしょう。まして受験者数の多い資格であればなおさらです。

私の場合ですが、管理栄養士試験に「食品学」という食材の特徴や栄養成分などを問う分野があるのですが、これの出題範囲がとにかく広くて。なんていってもこの世の食品の「すべて」ですからね。過去問中心に勉強していましたが問題集だけではとてもフォローしきれない。ほかにも実際の疾患を想定とした「臨床栄養学」の勉強にもネットを使った情報収集が役立ちました。解説でわからない用語が出てきても、さらに検索をかけて問題集の解説を補足して自分用の教科書を作っていきました。

まとめ

勉強したければネットカフェがいいよ、という話でした。
もちろんネットカフェ勉強にもデメリットはあって、利用料がかかるし目の前にあるPCで好きなだけ動画見れるし漫画も読めるので、結局のところいかに早く勉強を始める「やる気スイッチ」の入れられる環境を見つけられるかがカギなんだと思います。

最近は個室ではなくオープンスペースを備えたネットカフェもあるので、勉強以外にワークスペースとしても有用ですね。


最後に一言、叫ばせてください。
カラオケ行きたい!!!